2008-01-01から1年間の記事一覧

中学生日記

以前も書いた、中学の先生を励ます会,いや同窓会なるものが明日行われます。その先生は一年生から3年生まで同じ学年で上がっていった若い人でした。まだ50歳にもなっていないでしょう。幹事は先生に焼酎のお土産を用意していて、その箱に励ます言葉を書…

通勤渋滞経済学

毎朝児島味野から,倉敷の中心部へ車で通勤している。決まって込むのは,水島コンビナートへ続く道との交差点と,国道二号の高架下だ。それぞれ大量の自動車が走る道なので,混むのは分かり切っている。でも、その信号で止まっていてこの間、不思議な感覚に…

自分中心

いま住んでいる児島という地域のことをよく考えます。この間は地域の図書館の郷土史コーナーの本でめぼしいものすべてに目を通しました。郷土史というのは自分たちの町をよりよく考えたいと思う人が書いているものなので,悪くいえば品のないジマンのオンパ…

建築は人、土木は国土

土木工学科の学生だった僕は、通っていたキリスト教会が新しい教会堂を新築するという事業を進めていく様をみていて,これは土木よりも面白そうだといって,鞍替えをしたわけです。高専5年生の際の卒業論文は,力学専攻の研究室へいきましたが,「ヤマグチ…

世界平和か、家庭平和か

建築デザインの仕事をしていると,技術的な面も相当鍛えられる。力学はもちろん,水道や電気のこともだ。最近の流行でいうと,特にエコロジー的宣伝方式にめっぽう強くなる。各種団体は少しでもエコロジー的方向性があると,ウチのこれはエコなんです,と宣…

自称作家/作家

最近、母の手芸趣味が加速している。以前から、油絵を書いたり、小さなお人形を作ったりと器用な人だったが、ここ数年みるみる上達している。今の季節はクリスマスリース、それが終わると正月飾り、二月には雛飾り、七夕飾りなどなど。老人向け施設で働いて…

土間の話

土間というと現代の家では,玄関の靴を脱ぐところ,というイメージがあります。その場合の土間は靴が散らばっていて見た目にもあんまりいい場所ではありません。だいたい一坪くらいで狭くて、あんまり心地いいものではありません。『現代住宅の貧しいもの百…

そしてブログへ

ミクシーで書いている「日記」が、日記でなくて読み物としてもいいからと薦められ、こちらに移行しました。 かつてブログについては、安易に作れるからイヤだなあ、との意識のあった僕ですが、シンプルなものならば、文章だけ書いておしまいにできるので、こ…

自己紹介

倉敷市下津井生まれで、今年で33歳になります。今は隣町で児島の味野という地域に居を構え住んでいます。二児の父です。建築デザインを仕事としています。日曜日には教会へ行き,午前中はそこで過ごします。根っからのマックユーザーですが、仕事でウイン…

商店街の活性化

もっといっていいですか。中心市街地活性化運動がとてもよいことだという前提で 補助金を出そうとしている国交省も変な感じです。 地方都市倉敷で励んでいる人もご苦労様です。 時代は、海運、鉄道、自動車、飛行機,そして、 ITとどんどん流れていってます…

ほっこりさんは嫌いです

生活系の雑誌がここ数年どんどんでている。 クウネル、リンカラン,天然生活などなど。 共通しているのが「ほっこり」という表現。 自宅の写真をブログで公開して、 自分の生活やインテリアを控えめに(!)自慢する主婦たち。 その中には,バブル時代に太い眉…

同窓会は、先生を励ます会

ここ数年、同じ地区で生まれ育った幼なじみと 盆正月を共に過ごしています。 いわゆる同窓会,いや、私的なものだから,ミニ同窓会とでも呼ぼうか。 この間はウチの家でやって,深夜にいたるまでしゃべりまくりました。 この同窓会の壷は,歩いて数分の狭い…

ガラの悪さ 考

倉敷はガラが悪いけど,児島はもっと悪い。 でも下津井はさらに輪をかけて悪い。 以前こう言われたことがあります。 下津井も児島も倉敷もよく知ってる自分としては, なるほど,確かにそうだと思う節がある。 倉敷は児島を足蹴にし,児島は下津井を嫌う。下…

凡才でも建築家になれる方法

自分は凡才だと思う。 その自分を育ててくれて,励まし,押し出してくれたのが楢村さん。 そのボスが本を書いて、先ほど読了した。 一気に読んだ。3時間足らずで読み倒した。 読む前に分かっていたことだが,内容はほどんど既に聞いていたことダッタ。 2週…

薪ストーブの教えてくれたもの

私の家は,水は井戸水を汲み,暖は薪ストーブでとる、というのが設計時の設定でした。 井戸水の使用は,植木の水やりや子供のプール、庭仕事時の手洗い程度が, 実態ですが、それでも、井戸の与えるメッセージは大きいです。 そして、薪ストーブ。 まず、木…

インターネット いまむかし

初めて見たインターネットのサイトは19歳のとき、 アメリカの通販会社L. L. Bean のサイトでした。 高専の研究室で、覗きました。1994年ですね。 当時は英文のカタログを読み、 アメリカから輸入するのを楽しんでいました。 友人たちでまとめて買っていた…

仙芳丸の教訓:同じ土俵で戦わない

仙芳丸の続きです。 仙芳丸は,魚問屋ではなかったと書きました。問屋ならば,魚を捕ってくる漁師から値を安く買ったものを,大阪まで運び,高く売っていたのでしょう。仙芳丸は自らが漁をしていたので,自分で魚を捕って,自分でビューーンと大阪までいき,…

仙芳丸「山口仙吉と芳松親子」

せんよしまる、と読む。 倉敷市下津井という地域で,明治の終わりから、昭和の初めにかけて、活躍した船の名前で,僕の曾祖父、芳松よしまつとその父仙吉せんきちの名前をとって名付けたものです。祖父も父も叔父も同じ名前の船を持っていました。ちなみに僕…

ネット上の自分

誰しもやったことのある「自分検索」。 久しぶりにやってみた。これをすると、過去の自分が映されるようで, なんだか気恥ずかしい。 最近ネット上に登場していないので,どんどん影が薄くなっています。 そろそろ、復活か。。。 1)NHK『美の壷』に少々協…

幸せな旅行資金パーティ

つい先ほどまで, 『Krash Japan』主催のメキシコ取材の壮行会、 別名、旅行資金パーティに行っていました. 参考; http://www.krashjapan.com/blog/2008/10/vol261.html 川辺くんのステンレスアクセサリーをメキシコのタスコという 銀細工の盛んな町で実演…

井戸の話

先日美観地区を散歩していると、 むむむ!と珍しいものを見つけました。 行ける人は行ってみて下さい。 中銀の道をはさんで西向かいの家の北の道路側溝です。 そうです。手押しの井戸ポンプです。 いつの時代かわかりませんが、 打ち込み式の手押しポンプで…

玄関に新入り君:「蓮」

大倉美弥さんから、お願いしていた蓮の切り絵が届きました。 建物という大きな寸法感覚の中に、 細やかで繊細、密度のあるものが 仲間入りしました。 周りが大雑把な分、この作品が引き立ちます。 色合いもいいです。 アプローチを抜けて、 暖簾をくぐれば、…

ずばぬけてぐっと!を目指して

今日,岡山スケッチ同好会なる任意団体の 例会(スケッチ会)が児島で行われました。 僕が直接設計に関わった二つの物件の見学会も 兼ねていたのですが,設計を業とする先輩方もおられ、 いくつもの批評をいただきました. 建築に限らず,デザインの善し悪し…

岡山スケッチ同好会 イン 児島味野

来る10月11日、土曜日,スケッチ会なるものが児島味野で開催されます。 おそらく人数は10数名と想定しています。 10時に児島駅東のローソン駐車場に集合 ヤマグチの先導で教会に行き,駐車 教会見学後に味野散策 1時30分にヤマグチ邸集合 見学後…

建築写真、教会と自邸

この度、建築写真家の方に 教会と自邸の建物を撮影してもらうことになりました。 教会はきれいに使っているので、すぐに取れるのですが、 自邸の方は、やっぱり汚いです。 写真は恒久的に残るものなので、掃除はもちろん、 雑多なものの整理は欠かせないです…

一ヶ月の欧州旅行 >>>> 一ヶ月で取る自動車免許

10年一昔とはよく言ったもので、私、ヤマグチは10年前には大学を卒業して、 「研究生」なる中途半端な立場で 悶々とした日々を送っておりました。 東京大学の修士課程に行って、 建築史の先生になるなんて夢をそのときには抱いていました。 新しい歴史を…