商店街の活性化

もっといっていいですか。

中心市街地活性化運動がとてもよいことだという前提で 補助金を出そうとしている国交省も変な感じです。 地方都市倉敷で励んでいる人もご苦労様です。 時代は、海運、鉄道、自動車、飛行機,そして、 ITとどんどん流れていってます。 駅前商店街が栄えていたのは2番目の鉄道時代であって、 世の交通事情が多様化しているのに、昔は良かった的な感覚で, 商店街の活性化を目論んでも、無理ですよ。 仙芳丸は海運の時期の話です。

ここ児島でも、商工会議所などが リードして,雑貨屋やジーンズ屋を商店街に連れて来ようとしています。

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/11/12/2008111210462122014.html

児島は野崎さん所有の土地に鉄道駅が出来て, 繁栄するものだと,20年前は言われていましたが, その駅前には、ついぞ店らしい店ができず,地元資本の天満屋が かろうじて残っているくらいです。 野崎さんが貸さなかったのが悪いとよく聞きますが, そうではなくて、外からの資本が来るほど 児島に魅力がなかったんだろうと僕は思っています。

旧商店街には,開いている店はほとんどなく, アーケードも取り外されています。 ここにきて、商工会議所が動いていますが, 何を今更、という目で見られている中, 倉敷市からの補助金を受けながら、危なっかしく船出する この2軒のお店は繁盛しないと,困ります。 数年後につぶれちゃったりしたら,ほれみたものかと、 周りのおじさんおばさんに言われるのが落ちなんです。

ただただ活性化というんじゃなくて, 実例をつくってみせてみる商工会議所の働きは 評価すべきもんだとおもうけど、 継続させてこそ、初めて,周りがついてくるんでしょうね。 あそこがなんかとかやってるから,ウチも出そうかな,と。 その次の段階としては その土地土地の売りみたいなものに住んでる住民が気づいて 自分たちは幸せだと実感できるようになれば、いいかもしれませんね。

がんばれ、おれ。がんばれ、やまぐち。