イタリアン軽自動車を買う。

以前から欲しかった、小さいかわいいこの車。やっとのことで、状態の良い中古車を探り当てて、遠路遥々、茨城からやって来ました。

イタリア車らしく、国旗とEUマークが貼ってあったり、

イタリア製のデカールがサイドに流れていたりと、イタリアンな空気満載です。

ステアリングまでイタリア製で、シートに座ったとたん、ここはイタリアかと思うほどです。オーディオまで一体化した、統一あるデザインはお見事です。色はもちろん、イタリアン・レッドです。よくみると、ルームミラーはイタリアのフェラーリF50と同タイプのミラーです。

それもそのはず、この車のデザインには、イタリアのアルファロメオ「147」のデザインを担当した、サバティナスという人が関わっているんです。この「147」のV字型リアウインドウは、当時全世界で喝采を浴び、今では日本国内でさえ、珍しくない造形に成っています。

正面の顔も凛々しくて、アルファロメオっぽい印象があります。色もすてきです。黒とか赤とかが、無難かもしれませんが、幸せ感いっぱいの黄色がこの車にはよく似合います。その黄色も日産マーチ(3代目K12型)のような薄い色ではなく、はっきりとした黄色がいいです。


富士重工の自動車部門、スバルに「R1」という名前の、とてもよく似た車がありますが、あっちはR1で、こっちはイタリアンR1です。似てるようで全然違いますので、そこんとこ、よろしく笑。