銭湯営業情報


(左の暖簾のあるところが銭湯)

下津井田之浦にある銭湯の営業情報です。

  • 定休日:水、金、日
  • 営業時間:17時ー19時30分
  • 料金:大人410円

今日行ってきました。懐かしい銭湯ですが、ずいぶんと利用者が減っており、中で人に聞くと、一日に二十人もいないんじゃないか、とのことでした。男女合わせれば、40人を下回る、といった感じです。少し話していると、「おお?おまえはセンヨシの子かあ?」「じんさんは死んだらしいなあ。おまえは帰ってきたんかあ?」と聞かれるなど、依然として、居心地の良い故郷であります。その「ふるさと感」は、海外旅行から日本に帰ってきたときの、現実に戻るツラサみたいな「ふるさと」ではなくて、とても上手なカウンセラーに身を委ねて自分らしさを取り戻したような(そんな経験は無いのだが笑)、そんな感じでした。ありがとう、うれしいよおじさん。おじさんも、年取ったね。
営業情報を見て分かる通り、現代住宅には、立派な浴室があるので、銭湯などの出番は無くて、さらには、この地域の人口も減っているので(小学校区で3230人、2013年3月時点)、お休みの日が多く、時間も七時にはラストオーダーならぬ、ラスト入場、になるような状態です。

ある本の中から、この場所の50年前のカラー写真を拝借して、掲載します。

(1960年の写真)

(2013年の写真)

写真に依ると、一番右の(写真からはみ出ている)建物は全く同じに見えますが、銭湯は建て直しており、中央のお店(てんまさ、といいます)は、今は解体撤去されて、駐車場となっています。赤いポストが立っているところが、50年後の写真では、丸く形が残っているのがわかるでしょうか。あとは瀬戸大橋が出来ていたり、山の岩肌が緑で隠れているところでしょうか。
番台のおばさんは、さすがに年を重ねた分、皺が増え、また小太りになっていました。銭湯のお湯は熱くて、家に帰ってからもずうっと身体がほてっていました。いままで「なんとかの湯」などの名前で書かず、ただ単に「銭湯」としてか書いていませんが、正直言って、私はこの銭湯の名前を知らないのです。