もう一度,建築書

「国道一号」のことを「国道一号」と言い続けるラジオが嫌いになってきた山口です。
他業界でもそうかも知れませんが,建築界でも,雑誌と名の付くものがどんどん廃刊に追い込まれ,残っているものは,数えるほどのものになっています。僕が学生の頃にその廃刊オンパレードが始まり,最近ではINAX出版『10 plus 1』が逝ってしまいました。東京中心のメディアがなくなることは悪いことでもありますが,いいこともあります。そんななかで,五十嵐太郎さんらがはじめた「建築系ラジオ」が僕の中では存在感が増しています。これは公共の電波を使うものではなく,ネットラジオ形式,あるいはポッドキャスト形式なので,好きなときに好きなものを聞くことができます。
独立一年目ということで,改めて建築のことを勉強し直そうと思っていましたが,予想外に忙しくなり,その忙しさにかまけて,この案件を数ヶ月放置しておりました。学生時代,かなりハードに読書して,勉強会を主宰したりしましたが,やり残したことや,未消化のことが当たり前のことですが,山のようにあります。来月くらいから,落ち着いて取り組めそうです。かつてのように仲間や先輩はいませんが,一人読書会,はじめます。