ヤマグチは健在です!

ヤマグチの家が火事に遭ったらしい。という噂が遠く豊橋まで伝わっているらしいので、遠くに伝える為、この場を借りてお知らせします。

ヤマグチは健在でーーす!
(庭のベンチで手を振る、の絵)


5月11日午前3頃に、近所の工務店の木材倉庫兼加工場から出火して、火元を合わせて全部で9棟を全半焼し、熱による溶解(カーポート、塩ビの雨樋など)等を含めると、数十軒の被害合計に及びました。当日は、2200軒程度の停電を起こし、30台の消防車で消火活動に当たりました。一度鎮火はしたものの、翌日にも、小さい火がくすぶるなど、非常に大きな火事でした。幸いけが人は出ませんでした。
私の家の被害としては、植栽が熱で枯れたことや、電気メーターの窓枠が溶けたことなどで、建物自体の被害はありませんでした。隣家が燃えた為、一時は、自分の家も燃えるかと、諦めたものの、消防活動に依って、なんとか火災は免れました。

ということですので、ヤマグチ家は健在です。ただ、義父母の家が焼けた為(半焼)、現在取り壊して、再建するよう準備しています。また、向かいの家の方も全焼したので、同時に取り壊しています。二軒とも、大きな痛手を負ったものの、希望を持って前に進んでいます。向かいの家のおばちゃんなんかは、「ヤマグチ君、小さくてもいいので、絵本に出てくるようなかわいい家を建てたいわ。よろしくね」と、笑顔で話すほどです。

火災の時の補償はどうなってるの?という興味のある方もおられると思いますが、日本では、重大な過失がない限りは、周囲へ類焼した場合の責任を火元の方が負うことはないようです。これは、通称「失火責任法」と呼ばれている法律で決まっているようですが、今回の現場では、いまだに、出火原因が特定されておらず、そのあたりの責任問題に付いては棚上げ状態です。

ということですので、火事の後処理に追われながら、仕事に追い立てられがながら、さらに、火事の後処理に追われながら、もっと、火事の後処理に追われながら(いろいろあるんですよー)、異常に忙しい日々を過ごしています。ご心配ありがとうございました。ではまた、豊橋の皆さんお元気でー!会いにきますよー。


焼けた植栽と電気メーターの窓枠(奥の家の外壁の塩ビ管が、熱でダラッと垂れていることに注目!)


焼けた植栽と電気メーターの窓枠(左下の木材は、薪ストーブ用の燃料。火事とは無関係)





事務所からの写真(右上山の上に見えているのは、鷲羽山ハイランドと瀬戸内児島ホテルです。)


ヤマグチ敷地から、火元の敷地への写真


山口家と焼けた隣家



参考写真)右奥にあるのが、燃えた木材倉庫兼加工場

現場の場所は地図を参照(http://bit.ly/bi7Odw)ください。